本場盛岡冷麺

本場盛岡冷麺
^_^ 本場
商品名に使われる「本場」という言葉は、私の中では、

インチキ臭さ満載な雰囲気を演出する定番

な言葉の一つであり、他にもインチキ臭さ度横綱級の「元祖」「本家」とともに混乱を招く言葉の代表格である。

本来、質の高さを誇示するための用語を、逆の効果と見てしまう私はひねくれものだが、同意して下さるかたも居られると思う。それぐらい安易に使われているのである。

^_^ 冷麺最高
冷麺といえば盛岡、盛岡といえば冷麺。これが私の中での正義であり、冷麺は、私が20ウン年生きてきた中で、食品では最強にカルチャーショックを受けた逸品である。ゴムにも例えられるその食感は、かつてあったどんな麺よりもコシが強く、食する者に感動を与える衝撃の麺である。

某メーカーが「もちもち感が〜」なんて宣伝をしているが、

冷麺を勇ましく狩りの先頭に立つボーアとするなら
胸毛をムシられたボーアぐらいの貧弱さ
ジャングルはハレのちグゥ2巻 p.177参照

に等しい。

かく言う私は、夏場はスーパーで袋に入ったお徳用冷麺を買ってけっこう食べる。冬場になるとさすがにお徳用がなくなってしまうので、秋に買い溜めしておく。それなりに長持ちするので冷蔵庫に入れっぱなし。

麺もうまいが、すっぱい醤油系スープもなかなか。ゆで時間も数分ですぐできて、味もうまいとなれば食わない手はない。盛岡に来たら、絶対に食べるべきである(わんこそばなんぞ食ってる暇あったら冷麺食え)。

^_^ 試食
聞くところによると、全国販売をしているとかいないとか。良いものを全国に提供するのは素晴らしいことなので、バンバン進めて欲しいところである。が、うまさを正しく伝達できないのであれば、本来は止めるべきである。そんな商品が多いような気がする今日この頃。

さて、フタに小さな穴と大きな穴が開いていることに気づく。小さな穴は湯切り口。そして大きな穴は、流水のための蛇口の穴である。そう、冷麺は冷たいから冷麺なのであって(当たり前)、暖かくては冷麺ではないのである(暖かいヤツは温麺として存在)。3分後に水を入れて温度を下げるわけだ。

問題の麺。半乾燥気味の麺。これはスーパーで売ってたりお土産用に売ってたりするものと同じ状態である。しかし、市販のものよりもかなり細い。もちろん、通常ならば熱湯で数分ゆでるところを、お湯を入れるだけで戻そうというのだから細くするのは当たり前の工夫だろう。

麺のモノ自体はホンモノの冷麺そのもの。しかし!この細さが曲者。その細さがアダになっており、

お前は最強そうめんかー!?

といわんばかりの細さと口に入れた時のコシ強さである。細くするとどうも冷麺っぽくない。そう、「お湯で3分」のために細くした代償が、食感の低下である。これはかなり残念。

んが、ここで強調したいのは、

まず食べて雰囲気を味わって欲しい

ということである。散々文句を言ってるが、それでも従来の麺とは別物であることがお分かり頂けるはずだ。

とにかく。知名度さえ上がれば一気にブレイクできることは間違いないと確信する冷麺。是非盛岡にて食べて頂きたいものである。

重ねて申し上げるが、

これをホンモノの冷麺と思わないで頂きたい。

コイツが界王拳10倍を使おうとも「ホンモノの盛岡冷麺」には勝てませぬゆえ。

^_^ データ

作成日 : 2002/03/12
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